ティクーン直営のYOKIプラザ、9年ぶりに損益分岐点を超え
- 運営責任者を変え
- サイト製作を自社開発からshopifyに変更し
- コロナ禍の追い風で利益上昇はしたものの……
- 黒字路線になるまで8年もかかる
2024年に入り月間売上高が明確に安定成長
今年の1月から5月にかけて、ティクーン直営のYOKIプラザ(yoki.jp)の売上高は、前年同月比で10%以上に増加しました。1月と3月は昨年よりやや下回りましたが、2月と4月の売上は順調、5月の勢いは非常に好調です。全体の流れは確実に安定圏に入り込んでいます。
YOKIプラザの損益分岐点は、月間売上で約800万円ですが、1月や2月のオフシーズンを考慮すれば、今年の総売上は損益分岐点を十分に超えると思われます。
5月16日現在の基準で、今年の総営業日数の37.43%が経過しましたが、昨年の売上高の43.5%を達成しました。1月と2月のオフシーズンと5月のゴールデンウィークを考慮すると、非常に良い流れです。この流れであれば確実に黒字基調に入ります。
ここまで来るのに8年かかりました。
年数としては9年です。
2020年には、新型コロナウイルスの影響で手指消毒剤の需要が上昇し、その容器が特需でしたが、全体的に見ればきびしかったです。
電子商取引をそれなりにやっているティクーンの直営サイトでさえ、このような状況です。YOKIプラザは価格競争力があり、商品も豊富です。国内ではライバルがほとんどいません。それでもこのレベルです
その過程で、運営責任者を変えました。ECサイトの製作も、自社で直接開発していましたが、2023年4月にはshopifyで製作することに変更しました。
国内販売であれ海外販売であれ、ほとんどの販売者は、試行錯誤なしに順調に発展することを前提として事業計画を立てます。安定した成長を前提としているのです。そう思わなければスタートすらできないので、自分でそのように言い聞かせているとも言えましょう。しかし、ビジネスは一直線に進むものではありません。紆余曲折や試行錯誤を経ていきます。それだけに、時間がかかります。
「9年」という時間が要されたのは当社だけではありません。当社の越境ECビジネスに携わる協力会社や製造工場も、共に多くの時間がかかりました。
これが現実というものです。
それでも国内事業よりははるかに良く、未来がある
国内販売も海外販売も、事業である以上、容易ではありません。損益分岐点に早く到達することは、本当にありがたいことですが、現実は甘くはありません。
どんなに素晴らしいアイテムでも、広めて購買客を集めていくには時間がかかります。ですから、国内であれ海外であれ広報と販売には時間がかかり、またそれだけに費用がかかると言えましょう。
しかし、基盤さえ着実に確立していけば、国内だけでなく越境ECの販売も、収益が安定し、長続きし、拡大へと向かいます。真実に憂いのない未来を迎えることができるのです。
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