ティクーン広告費の効果、エクセル相関分析で検証
- 売上は広告費に正確に比例する
- 需要と競争力があれば宣伝して売れる
- 電子商取引は集客が売上に直結する
- 広告費は初期にかけたほうが有利
ティクーンECモール、アドプリント初期9年間の広告費を公開!
アドプリントadprint(名刺、ステッカー、加工プリント等)は2007年からスタートしました。当時の統計を振り返ってみます。
統計を見ると、アドプリントは広告宣伝費に、はじめは毎月35万5千円かけていました。翌年からは毎月、114万円、150万円と次第に力を入れ始め、2014年には433万円、2016年には878万円かけていました。統計にはありませんが、2018年以降は、直接広告費と間接広告費を合わせて、毎月2000万円ぐらいかけていました。
重要なことは、その広告宣伝費がどれくらい効果があったかということですが、統計を見ると、年間売上も比例するように上昇していることが一目で分かります。ここで更に、その広告宣伝費と売上の相関関係を、「相関係数」で相関分析してみましょう。
=CORREL(数値範囲1, 数値範囲2)
「相関係数」はその絶対値の大きさによって、4段階で解釈されます。
- 0~0.2:相関が無い
- 0.2~0.4:弱い相関がある
- 0.4~0.7:中程度の相関がある
- 0.7~1:強い相関がある
アドプリントの場合、広告宣伝費と売上の「相関係数」を計算すると、驚くべきことに「0.971(極めて強い相関がある)」という結果が出ました。
ティクーンは以上のような長き経験を通して、「ニーズと競争力があれば、宣伝して売れる」「広告宣伝費は初期に投入したほうが有利」という確信をもつようになりました。
ところが、確信があれば実行に移せる、というわけにはいきません。十数年の経験や体験があるにもかかわらず、当社でさえ、資金があっても広告宣伝費を思い切って増額できない場合が多いのです。なぜなら、あくまでも広告宣伝費は先行投資であり、売上は後払いで入ってくるからです。
当社の経験では、正しくセオリーを実践していくか否かによって、新規事業の成否が分かれます。図表から分かるように、ティクーンは躊躇しながらも、広告宣伝費を着実に増やしていきました。その結果、今日それなりに成功できたの
ではないかと思います。と同時に、ティクーンは、それぐらいしか広告宣伝費を出せなかったので、その程度しか成功できなかった、とも言えるかもしれません。
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