ティクーンを活用、越境ECの望ましい順
- 1. 中韓に法人を設立し、自社ECサイトを作って運営
- 2. 法人代行サービスで、中韓に自社ECサイトを作って運営
- 3. ティクーンコリアに登録してミニサイトで販売
- 4. 補助的手段:中韓の大手ECモールに出店
海外法人を設立してから自社ECサイトで進出
ティクーンは、現在、国内だけでなく韓国や中国にも法人があります。かつて当社は2008年に「自社ECサイト」としてアドプリント(adprint.jp)を立ち上げ、日本だけでなく海外のコスパの良いアイテムを、国内に紹介してきました。それによって、お客様により良いサービスを提供することができました。
しかも、「自社ECサイト」の運営をしていくことで、お得意様を確保し、顧客サービスの改善に努めながら活発にマーケティングをしてきました。また、韓国や中国の企業に対しては、長年にわたって「越境ECビジネス」に関するコンサルティングも実施してきました。
このような「海外から国内への越境EC」に関わることによって、ティクーンは現在、年間20億円以上の売上を維持できるまでに成長しました。
このようなステップに基づく越境ビジネスの鉄則は、「国内から海外への越境EC」においても同様です。海外にまず法人を設立し、現地で「自社ECサイト」を運営し、最後に現地の大手ECモールに加入していく、これが最善のステップです。
しかし、この方法は最適ですが、費用がかかります。事務所の賃貸料、設立の費用、担当者の人件費、管理費、各種税金などが必要です。とにかく手間がかかります。さながらガイドなしに未知の世界へ旅するようなものです。
そんな時はティクーンにお任せください。当社が20年にわたる越境ビジネスの経験を活かしながら、海外法人の設立から自社ECサイトの製作や運営、現地の大手ECモール出店からマーケティングに至るまで、オールインワンでフォローさせていただきます。
ティクーンの海外法人が、海外拠点の設立準備を代行します。単独で海外に拠点を準備し、現地担当者を雇って運営していくよりも、はるかにコストダウンが可能です。当社が、海外法人を設立し運営してきた長年の経験とネットワークをフルに引き継ぐことができます。
そして最終的には独立することもできます。当社の助けを借りて海外進出し、その果てに独立できた会社が、現在3社あります。
当社のフォローで海外に進出できたことを思うと、当社からすれば、「骨折り損のくたびれ儲け」のような気もしますが、当社はそれほど気に留めていません。それがビジネスというものです。
当社としては、「ティクーンから完全に独立するのは惜しい。ティクーンに販路を残しておきたい」と思わせるだけのインフラを整え、お互いの売上が伸長していけるように、ウィンウィンの関係を維持していくしかありません。
ティクーン、中韓で越境ECビジネス
ティクーンの助けを借りて海外法人を設立し、自社ECサイトの運営・出店・マーケティングをしていくことが最も望ましいですが、負担が大きいときは、ティクーンの韓国法人や中国法人を利用した「法人代行サービス」を活用しても構いません。むしろ越境ECビジネスのスタートはそのほうがスムーズかもしれません。
ティクーンは日中韓で48の自社ECサイトや自社ECモールを運営しています。
海外法人設立と比べたとき、「法人代行サービス」のデメリットは、中韓の大手ECモールに出店したり、ソーシャルメディアを活用したりするときに、制限が生じるという点です。どの国でも重要なサービスを利用するときは、1つの法人に対して「1つのID」だけを付与します。ティクーンの韓国法人と中国法人もそれ自体で販売をしているので、自社固有のIDを使わなければなりません。ティクーンの韓国法人や中国法人を利用した「法人代行サービス」をするときは、当然様々な制約が伴うしかありません。ですからティクーンは、「ティクーンを利用して自分で会社を設立して運営する」ことをお勧めします。
ビジネスはマーケティングが要です。マーケティングをするには独自に海外法人を立てたほうが有利です。それが困難な時に限って、ティクーンの「法人代行サービス」を利用することをお勧めします。
もちろん、その「法人代行サービス」にもメリットはあります。ティクーンが韓国や中国に確保している顧客に広報することができるからです。これも決して小さくありません。
重ねて申し上げますが、最も良い方法は「海外法人を設立すること」であり、ティクーンコリア(tqoon.kr)は一つの販売チャンネルとして使うことです。これが難しい時は、ティクーンの「法人代行サービス」を活用して自社ECサイトを作ることから一つ一つやっていくしかありません。
ティクーンコリアに出店
韓国に進出したい場合は、ティクーンコリア(tqoon.kr)に出店していくことも次善の策です。それはインスタントのように楽に出店できますが、顧客相手に多様なマーケティングを展開していくには限界があります。それでもティクーンコリアには、韓国の大手ECモールにはない、購入者リスト提供があります。
韓国に進出する際、まずティクーンコリア出店から始めることは実に良策です。ウォーミングアップができます。それから、ある程度の成果が出たところで、独立した海外法人を設立するのです。それもまたティクーンで支援が可能です。
大手ECモールは補助ツールにすぎない
ティクーンはハッキリ言って「大手ECモール出店」はお勧めできません。この点に関しては、以下のリンクをご参照ください。
Amazon、Alibaba、eBay、淘宝網に出品してもダメな理由
誰に依存したらいいのだろうか
韓国のクーパン、米国のアマゾン、中国のアリエクスプレス、テム等々、世界には多くの大手ECモールがありますが、それらの目標はセーラーを助けることではありません。それらのグローバル企業は、セーラーのためにしているようなポーズを取ってはいますが、セーラーから甘い蜜を吸うことを目標にしています。「市場の独占」とも言えますが、セーラーとしては理不尽なそのルールに従わざるを得ません。ですからセーラーは大手ECモールに依存しているわけにはいかないのです。
それではティクーンはどうでしょうか。ティクーンに依存できるでしょうか。当社もビジネスで成り立っている一企業です。それでも当社は透明性をもって当社の立ち位置を率直に明かし、セーラーに「独立して自社ECサイトを立ち上げる」ことを勧めていますから、当社のほうがまだしも善良な企業と言えましょう。しかし、ティクーンもビッグ企業になれば豹変するかもしれません(笑)。必要なのは、ティクーンを適切に活用していただくことです。
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