ティクーン、新アイテム売れず、販売代行は保留なるか...
今年の初め、ティクーンは韓国でECモールを立ち上げ、販売代行を試みました。
そうして「凹凸ハングル学習シート」という新商品を開発し、先駆けてテストマーケティングしました。
あれから4か月以上経ちました...。そのプロセスを通してティクーンは、自社の新商品でさえまともに売ることは容易ではない、ということを再確認しました。
ティクーンは一貫して、「越境ECは国内事業よりは容易だが、非常にきびしい」と言ってきました。
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そう言い続けてきたティクーンでしたが、今年の初めに油断しました。ティクーンECモールをリニューアルオープンしながら、ふと錯覚に陥ったのです。今まで「自社ECサイトの構築」を勧めながらもなかなかうまくいかず、新しいかたちでスタートすればうまくいくのではないかと思ったからです。
こうして、ティクーンモールを立ち上げ、そこに「凹凸ハングル学習シート」「ミニショベル用アタッチメント」「携帯電話ケース」「ソックス」などを出品しましたが、すべて骨折り損のくたびれ儲けでした。理由は、商品のアップロードが問題ではなく、マーケティングをしていかなければならないのに、そのマーケティング自体が並大抵ではなかったからです。
ティクーンは、ビジネスカード、ステッカー、加工プリント商品など、年間20億円以上の収益を上げてきました。今でも、うまく運営しています。ティクーンは決してマーケティングのできない会社ではありません。
しかし、それらすべてのアイテムを軌道に乗せるまで、本当に何年もかけて多くの資金を投入してきました。そのことをしばらく知っていたにもかかわらず、つい見逃してしまったのです…。
売り手が委託し、ティクーンが代行してマーケテイングをしていくという流れは、決して容易ではありません。理由はいくつかありますが、以下の点で、ティクーンには代行して投入する余力がありません。
- 成功させるには赤字を覚悟し、かなりの期間投資が必要
- 各アイテムを熟知しなければならず、多くの時間が必要
- 売れるアイテムなら、代行でなく仕入れて売ったほうがまし
委託と代行販売という関係は、その推進が容易ではありません。売り手も売ろうと思うならば、自らマーケテイングをしていかなければなりません。ティクーンができることは、それを後押ししていくことです。
ティクーン「越境EC」オープンチャット
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