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ハングル学習シートの商品登録、5人がかりで3ヶ月...これが現実

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凹凸ハングル学習シート「K Hangul」は本当に簡単なアイテムです。ところが、その商品を再構成し、専門サイトを作り、国内や海外に販売する準備を整えていくのに、3ヶ月が過ぎました。5人以上の担当がかかりきりで進めてきましたが、いまもなお進行中です。 企画、PMディレクター、デザイン(外注)、マーケティング、管理、物流…それぞれの担当者が集結して、商品をブランディングし、サイトを構築し、マーケティングを行っています。 ティクーンは2002年から様々な電子商取引を行ってきましたが、今回の「凹凸ハングル学習シート」は、これまでで最も単純なアイテムです。それでもそれぞれの担当者がかかりきりで3ヶ月続けています。もちろん、担当者にはそれぞれ固有の業務もありますが、ほぼ専任といっても過言ではありません。 かつて、 横断幕 や 空容器 、 エアー看板 などを販売していく際は、準備に6ヶ月かかりました。 アドプリント (名刺やステッカー)にはもっと多くの時間がかかりました。しかも、それは終わりではなく始まりに過ぎませんでした。そのように作ってスタートし、短くは3年、長くは6~8年かかってこそ損益分岐点を上回ることができたのです。 「越境EC」は国内事業よりもはるかに容易です。しかし、事業である以上は山あり谷ありです。簡単に考えて、飛びつけばいいというものではありません。しかし、いったん軌道に乗れば、「越境EC」を大きなビジネスに発展させることは非常に容易です。そこが魅力なのです。  ► ティクーン、 韓国や中国に 販売できる商品を募集!  ► LINEオープンチャット「越境EC」情報交流

メルマガ開封率アップ「配信タイミング」に注目せよ

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どうすればメルマガの「開封率」を上げることができるだろうか? メール配信サービス「 オレンジメール 」が、メルマガを読むか読まないかを何で決定するか調べたところ、次のような結果が出たという(重複回答)。 1位: タイトルで決定  (63.8%) 2位: 発行者別  (46.4%) 3位: 以前に読んでみた内容で判断  (38.9%) 4位: 配信タイミング  (9.2%) 今回はそのうち、4位の「配信タイミング」について検討してみよう。 最近では読者の数が増え、メルマガの配信から到着まで6時間以上かかっている。そのため、効率的な配信タイミングを逃している可能性が高い。 一括配信の予約時間を5グループに分けて、それぞれ、月曜(18時)、火曜(10時、13時、16時)、水曜(7時)に分けて配信し、最適な配信タイミングをチェックしてみることにする。 曜日別、時間別の開封率の詳しい内容は追って報告する。 メルマガのタイトル(1位)、発行者(2位)、記事内容(3位)に対する分析、そして「クリック率」に関する分析などは、今後それぞれシリーズで記事に上げる予定だ。

ティクーン過去最高、32.662通のメルマガ開封! 今後の課題は開封率

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6月11日に発送したメールマガジンの開封件数が、ティクーン歴代最高の32.662件を記録した。 しかし、メールマガジンにとって最も重要なことは 「開封率」 である。 ティクーンで4月から6回にわたりメールマガジンを送り、統計を出してみた。その結果、開封率(到達数/開封数)は、12.2%、 11.6% 、 11.6% 、10.3%、8.9%、 11.6% ...平均的に 11.6% の読者が、メールをクリックして開封していることになる。 海外はさておき日本では、読者の関心度によって「開封率」を次のように大まかに区別できる。 見込み顧客(接点が少ない顧客): 5~10% 有名ブランド企業の顧客: 15~20% 関心度の高いVIP顧客: 20~30% 特に、 小売サイトのユーザー による「開封率」は、 平均13.9% と予想できるので、ティクーンメルマガの開封率( 11.6% )は悪くはないが、さらに改善の余地がありそうだ。 資料:メルマガの開封率の平均はどのくらい?(Blastmail)

開封率アップ、メールサービス【UX】に注目せよ!

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前回に続き、メルマガ「開封率」アップの検討をしてみる。 メール配信サービス「 オレンジメール 」で、メルマガを読む判断基準を調べたところ、 「タイトル」 を見て決める人が最も多く、 「差出人」 を見て決める人がその次に多かった。さて、その前に検討すべきことがある。 「配信デバイス」 と 「メールサービス」 である。 当社の次のメルマガの統計を参考にしてほしい。 これは何を表すかというと、ティクーンメルマガの読者が、どんな 「配信デバイス」 で閲覧しているかを表すグラフである。驚くなかれ、ティクーンの読者はスマホでなく、97.7%がパソコンで閲覧しているという結果が出た。それは 基本的にティクーンのサイトによる購買が、BtoB(企業→企業)が多いため、パソコンでの閲覧が多くなったと予想される。 次は、どの 「メールサービス」 でティクーンのメルマガを閲覧しているかを表すグラフある。 41%がGmail、13.9%がYahooメール、続いてiCloud、dokomo、ezwebであった(残り38.2%はその他のメール)。以上で、ほとんどが PCのGmailで閲覧 していることが判明したが、となると、ここで注意すべきことがある。普通ならば、前回のメルマガを例にあげると、次のように「差出人」+ 「件名」 でメールが届く。  ▶ ティクーン 【メルマガ】ティクーン創業17年、中国タオバオで初販売! よく見ると「ティクーン」という言葉が重複していることが少し気になる。しかし、 PC版のGmail はどうだろう。一般のメールと異なり、「差出人」+ 「件名 / 本文の上部 」 という長いスタイルで次のように届くことが判明した。  ▶ ティクーン 【メルマガ】ティクーン創業17年、中国タオバオで初販売! ティクーンメルマガ 2024.6.24……6月24日 これでは同一の用語が重複してしまう。「ティクーン」3回、「メルマガ」2回、「6月24日」2回である。これではメールを開封する前にうんざりしてしまう。ユーザー体験 ( UX : User eXperience)の視覚から見ると失格である。次回からは、次のようにスッキリと改善していく必要性が問われる。   差出人:ティクーン メルマガ   件 名:(短く単純に)   プリヘッダー(強制設定):「他の記事タイトル」  ▶  ティクーン

唖然!配信タイミングでこんなにも差が出た

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  メルマガの配信時間タイミングを知るには、購読者のライフスタイルを把握しなければならない。なぜならば、主な購読者が学生なのか、主婦なのか、ビジネスマンなのかによって、閲覧時間が完全に異なるからである。それゆえに、メルマガの配信方法については、「朝がいい」「午前中がいい」「夜がいい」……ネットでは意見がまちまちである。 一般的にメルマガは、「配信後、2時間以内に開封する購読者が多い」と言われている。メルマガを配信してから3時間が過ぎると、メールボックスに各種メールがたまり、開封しないままスルーされることが多くなりやすい。 そこでティクーンは、当グループサイト購読者のライフスタイルを把握するため、配信時間別の統計を1時間単位で出してみた。配信時間によって開封率に多少の変化があるであろうと予想していたが、驚くべき結果が出た。かいつまんで紹介したいと思う。 夜にじっくり見るのではないかと思い、18~20時の間に配信してみたところ、結果は悲惨であった。24時間経ったら開封率が5.7%、72時間経っても開封率が 6.5% にしかならなかった。 午前中に送るといいという専門家の意見があったので、10~12時の間に配信してみたところ、24時間経ったら開封率が8.0%、72時間経っても開封率が 9.0% にしかならなかった。 夕方に送ると余裕があるかもしれないと思い、16~18時の間に配信してみたところ、24時間経ったら開封率が8.5%、72時間経ったら開封率が 9.5% まで伸びた。 午後の13~15時の間に配信してみたところ、24時間経ったら開封率が10.9%、48時間経ったら11.7%、72時間経ったら 12.0% 、どんどんアップした。 配信時間によってこんなにも開封率に違いが出るとは、驚くべきことだ。どうやらティクーン・メルマガの購読者は、バリバリ働いていて時間に追われているのかもしれない。それで配信時間によってこんなに差が出たのかもしれない。

創業17年、中国タオバオ(淘宝網)で初販売

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越境ECを目指して2007年にティクーンを設立して以来、17年目にして初めて中国にアイテムを販売しました。今まで年商20億円以上の売上を国内販売でなしてきましたが、中国販売は今回が初めてです。 6月13日(金)、タオバオ(淘宝網)に「凹凸ハングル学習シート」を登録し、3日目(6月16日)にして注文が来ました。6月20日に出荷予定です。 ティクーンの中国法人は、「凹凸ハングル学習シート」を 中国の自社ECサイト でも販売しています。 しかし、中国では大型 ECモールが主流なので、そこ にも出品しなければなりません。当社は現在 、アリババのタオバオで販売していますが、他のECモールも積極的に活用する予定です。 中国で本格的に販売していくには、ティクーンの中国法人を活用し、中国支社を設立することをお勧めします。    ► 中国でWEBサイト開設に必要なICP まず、ティクーンが中国進出のスタートを切りました。これまで数 多くの海外アイテムを 国内に 紹介してきましたが、これからは中国進出です。ティクーンの経験を踏まえながら中国に進出してみてください。 14億人の市場があなたをお待ちしています。 ティクーンは「凹凸ハングル学習シート」を全く広告なしで売りました。 今後、ティクーン中国進出の経験談を引き続きお伝えしていきます。  ► ティクーン、 韓国や中国に 販売できる商品を募集!  ► LINEオープンチャット「越境EC」情報交流

ティクーン6月中旬、前年同月比で進捗率103%

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上位30サイト中、16サイトが昨年6月売上をアップ サイト全体で昨年6月に比べて進捗率が103% 年間売上高も進捗率で101%を記録 上位サイトは成長速度が順調、下位サイトは停滞気味 6月16日現在、ティクーンの上位サイトの売上は、営業日基準の進捗率で103%、好調です。下位サイトはまだ力を発揮できていませんが、地道に営みながら成長していくことでしょう。 エアー看板、室内広告、YOKIプラザ、中国発カラープリントなど、売れ行きが好調です。 ​ 以下は月間売上です。 以下は年間売上表です。 ​ 年間売上も、昨年の流れをわずかに上回って成長しました。現在(6月16日)、進捗率は101%です。 やはり上位サイトであるほど成績が良いようです。根を下ろしたということでしょう。 ティクーン、 韓国や中国に 販売できる商品を募集! LINEオープンチャット「越境EC」情報交流

加速するEC化時代、世界に目を向けずには滅びる

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  世界的なコロナ禍で加速化したオンライン通販ですが、 そのビジネス環境と特徴を正確に理解している人はほとんどいません。 ​ ​​ 韓国の教訓~オフライン市場の終焉が加速化 ​ 韓国の総合ECモール「クーパン」は、韓国全域にわたって24時間体制で配送を行っています。しかも格安です。この「クーパン」ゆえに、リアル店舗である大型量販店「eマート」や「ロッテマート」がつぶれかかっている状況です。地方の市場やマーケットも、お客さんがいないので早めに閉店するところが増えてきました。アフターコロナになったにもかかわらず、「今までで最も不景気」と嘆いている店主がたくさんいます。 ​ 韓国はEC化率(ネットによる商品購入の割合)が世界第3位(30.1%)で、しかも日本の2倍 (現在日本は12.9%) の速度で加速化しています。モバイル決済比率も46%で世界第2位です。日本ではアフターコロナになって以来、EC化の成長が鈍化し、極端なEC化による反作用がありませんでしたが、韓国はいまだにEC化が進んでいます。その結果、どんどんオフライン市場が厳しくなっています。 ​ 韓国の一般庶民は、世界的な不景気な中で、なすすべがなく、コンビニやカフェ、学習塾、飲食店、クリーニング屋など、チェーン店を始める人がたくさんいますが、なかなかうまくいきません。もちろん成功する人もいます。しかしその確率が非常に低いのです。可能性のないながらも成功を夢見ているのです。 ​ ​ EC化は世界を単一商圏にし勝者が独占 ​ リアル店舗は集客が特定の地域に限られていますが、ネットショップの場合、集客が特定の地域に限られません。全国にいるすべての販売者が、全国にいるすべての消費者を相手に商売ができます。消費者もその場でワンクリックするだけで、いとも簡単に他のネットショップに移動が可能です。物流システムも発達し、近くの店でも遠くの店でも、それほど配達時間に差がなくなってきました。 ​ 今はこれが国内全土に限らず、全世界の間でやり取り可能な時代になってきました。それは投資においても同様です。さきほどの韓国1位のECモールである「クーパン」は、筆頭株主がソフトバンクグループです。現在は、中国のアリエクスプレスとテムが。2位と4位の座を占め、急速に伸びています。これはグローバルな超巨大企業だけが生き残り、独占していくということ